ハワイのネイリストの収入ってどのくらい?お給料やチップなどのお金事情について

スクエアオフのネイル 美容・コスメ
写真:Elena Taranenko

3つのパターン

私は日本のネイルサロンで働いた経験はないので日本と比較することができませんが、ハワイのネイリストのお金事情について、私が知る範囲でご紹介します。

私はハワイのいくつかのネイルサロンで働いた経験があります。それぞれのサロンによってお給料の計算方法が異なりました。以下の3つのパターンがありました。

時給+チップ

1週間の固定給+チップ

完全歩合制+チップ

私が時給制のサロンで働いていたのは2012年頃ですが、そのときの時給は15ドルでした。現在はもっとあがっていると思います。

1週間の固定給の場合、もしその週の売り上げが固定給を上回ったときは完全歩合制に変更になります。

報酬率60%が一般的

ハワイのネイルサロンでのネイリストの報酬率は、自分の売り上げの60%が基本です。例えば売り上げが100ドルの場合、60ドルがネイリストに、40ドルがサロンに入ることになります。ワイキキには報酬率が50%のサロンもあります。

また、お客様の大半が観光客のワイキキ内のサロンでは、繁忙期・閑散期でだいぶ収入の差がでるのも特徴です。

私の平均的な報酬は月3,000ドル+チップ

私の場合、平均的な報酬は月3,000ドルくらいでした。1ドル100円で計算すると30万円です。これにお客様からいただくチップが加わります。

月8,000ドルくらい稼ぐ人も

同僚のベトナム人ネイリストには、巧みなトークで金額が高いメニューを次々と受注し、チップもはずんでもらって月8,000ドルくらい稼いでいる強者もいました。

チップは大事な収入源

もらえるチップの金額は、私の場合は月に500ドルくらいから2,000ドルくらいまで大きく変動しました。2,000ドルというのは、ほんとうに毎日忙しかった月の私の最高記録です。チップは大事な収入源です。

私がいたどのサロンでも指名料金はありませんでしたが、指名してくださるお客様はリピーターの方がほとんどなのでチップも弾んでくれました。自分が良いサービスをしたぶん、良いチップがもらえる可能性があるのは頑張りがいがありますね。

ネイリストに払うチップは15%が標準

写真:Sam Dan Truong

アメリカでサービスを受けた場合にチップを払うことは皆さんご存知かと思いますが、ネイルサロンでもチップは料金に上乗せしてお渡しします。レストランやタクシーと同じく、基本は利用料金の15%だと間違いありませんが、自分が受けた施術に満足した場合や担当者が良い対応をしてくれた場合など18〜20%くらい渡すのも良いでしょう。

チップの計算に慣れていない場合、お会計にすでに含まれていなか確認した上で、自分があげたいパーセンテージを伝えて合計を出してもらうことも可能です。

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