友人宅でアクづくし
ハワイの4月から9月はカツオのシーズンです。ハワイ語では「アク」とよばれ、日本同様、とても人気がある食用魚です。アヒ(マグロ)よりもアク派というローカルの人も結構います。
先月、友人の旦那さんが船で釣ってきたばかりのアクを料理してふるまってくれました。まだ季節が少し早いせいか、カツオと聞いて想像していたよりかなりさっぱりしたお味でした。
前菜は新鮮なアクの身を贅沢に使った手作りのディップ。トルティーヤにたっぷりつけて食べるともう止まりません!
唐辛子がちょっとだけきいたとても上品なポケでした。
魚の味を楽しむならやっぱりお刺身が一番!
アク漁
ハワイのアクの漁は、ほとんどが生き餌を使った一本釣りで行われます。これは実は日本のカツオの一本釣りからの影響だそうです。ハワイでは2〜13キロくらいのアクが漁獲されます。
Skipjack tuna それとも bonito?
カツオの英語名は「skipjack tuna」です。ハワイのスーパーでは「aku」という名前で売られていることが多いようです。
ちなみに、カツオのことを英語で「bonito」だと覚えている人が多いようですが、調べてみると「bonito」はサバ科ハガツオ族のハガツオ(ハガツオ属)やイソマグロ(イソマグロ属)などを指す名称だそうです。カツオ(skipjack tuna)は同じサバ科でもマグロ族カツオ属なので、別の魚ということになりますね。
4月から9月にハワイに旅行中にレストランやスーパーでアクを見かけたら、ハワイの旬の魚ですのでぜひ食べてみてください!