カハラモールのホールフーズ・マーケットでアメリカ産のデコポンが売られていたので買ってみました。甘くてとても美味しかったです。
お値段は1ポンド(約450グラム)あたり4.43ドルでした(アマゾンプライム会員は3.99ドル)。1個約240グラムでしたので、1個だいたい2ドルくらいということになりますね。
デコポンとは
デコポンは、清見オレンジとポンカンをかけ合わせた「不知火(しらぬい)」という品種の柑橘にたいして熊本県果実農業共同組合連合会(JA熊本果実連)が持っている登録商標です。アメリカでもカリフォルニア州で栽培されているそうです。
アメリカでは「スモウシトラス (Sumo Citrus)」と呼ばれることが多かったデコポンですが、最近では「Dekopon」とそのまま呼ばれることも増えてきたようです。
スモウシトラスの語源
アメリカでの「スモウシトラス」という呼び名は、直訳すると相撲みかん。デコポンの大きなサイズと、実のてっぺんにあるこぶが、力士の髷に似ていることから付けられた名前だそうです。この名称は、カリフォルニアのデコポン生産者が2011年に商標登録を行い、独自のブランドとして販売を始め、その名が知られるようになっていきました。
Sumoはアメリカでもとてもよく知られた日本語のひとつなので、覚えやすいですよね。
アメリカでも人気の春のフルーツ
甘くてジューシー、種が少なく剥きやすいデコポンはアメリカでも人気で、スムージーやサラダに入れたりするなどのデコポンを使ったレシピも多数紹介されていて、料理やスイーツにも利用されることが増えています。ホールフーズのデコポン売り場のサインでは
「あなたの大好きな柑橘類が戻ってきました!なくなる前にゲットしましょう」
という意味のサインが立てられ、ホールフーズでは珍しく試食ブースも設置されていました。売り場はお店の入り口を入ってすぐの一番目にとまる場所で、この日の目玉商品であることがわかります。
ホールフーズでは、今年のデコポンは4月いっぱいまでの季節限定販売のようです。