27回目を迎えた2023年度ホノルルフェスティバルが、3月10日~12日の3日間にわたって開催されました。私は最終日のお昼頃、メイン会場であるハワイコンベンションセンターに家族で行ってきました。そのときの会場の様子を中心にお伝えします。
ホノルルフェスティバルについて
1868年5月、149人の日本人移民が初めてハワイにやってきて以来、今日まで深い交流が続く日本とハワイ。お互いの住民が行き来するだけでなく、お互いの歴史や文化を知り尊重し合える、とてもいい関係であり続けています。日本人がハワイを大好きなのはよく知られていますが、ハワイの人たちも日本が大好きなんです。
そんなハワイと日本のさらなる文化交流の架け橋となるべく、1995年に第一回ホノルルフェスティバルが開かれました。以来、3月の恒例行事として定着しています。
親日家が多いハワイの人たちにとって、日本の映画、音楽、祭り、物産、花火などの文化に接することができる貴重な機会。毎年ホノルルフェスティバルを楽しみにしているハワイの住民がたくさんいます。
新型コロナウィルスによるパンデミックの影響で2020年より中止になっていましたが、今年ようやく再開となりました。
ステージ
私たちが会場に入った時間は、広い会場の中央のステージではフラが披露されていました。
縁日コーナー
無料で射的、輪投げ、ボウリング、ヨーヨー釣りなどが楽しめる子供向けの縁日ブースが並ぶコーナーは、子供連れで賑わっていました。
縁日コーナーではお揃いの黄色いTシャツをきた日本人がたくさんスタッフとして働いていたので話を聞いてみたところ、日本からボランティアで参加している大学生とのことでした。
ホノルルアートマーケット
ヘザー・ブラウンさんやニック・カッチャーさんなど人気のハワイ在住アーティストの作品やグッズなどが展示販売されていました。
九州の物産展
会場の一番奥では『九州の物産展』をやっていました。日本産の物産展はホノルルフェスティバルでは初めての試みだったそうです。五島うどん、博多銘菓ひよこ、ボンタンアメなどが販売されていました。
Sake & Food Fest
会場内で一際賑わっていたのが『Sake & Food Fest』というお酒と食べ物のブースが並ぶコーナーでした。どのブースも長い行列ができていたため二人の子供連れの私たちは食べるのも飲むのも諦めました。写真だけは撮ったので以下ふたつご紹介します。
日本盛
兵庫県西宮市の酒蔵『日本盛』のブースではゆずのお酒を含めた3本の試飲を提供していました。スタッフの方によるお酒の説明をみなさん熱心に聞いていました。
Jinya
昨年ホノルルにオープンしたJinyaのブースでは “Spicy ahi over crispy sushi rice” という一品料理が5ドルで販売されていました。カリッと焼かれたすし飯にスパイシーなマグロのタルタルのようなものがのったお寿司(?)のようです。
その他のコーナー
アイスクリームやキャンディなどの地元ハワイのフードショップ、ハワイアンキルトなどの工芸品、ハワイにある各県人会、航空会社など、100店以上のブースが会場に出展していました。全部見てまわれば半日以上かかると思います。
グランドパレード
最終日には、ワイキキで盛大なパレードも開かれます。日本各地のお祭りなどを見物できます。
長岡花火大会
ホノルルフェスティバルを締めくくるのは、最終日の夜にワイキキビーチ沖で上げられる長岡花火です。我が家のコンドミニアムから綺麗に見えました。